Webサイトを活用して売上を上げていきたいとお考えの方に向けて、『Webマーケティングのコンサルとは、一体何をしてくれるのか?』という疑問にお答えします。
そもそもWebマーケティングとは何か?というところから、実際にコンサルタントが日頃行っている具体的な業務、コンサル選びで失敗しないポイントについてもご紹介しますので、ぜひ参考にご覧ください。
目次
Webマーケティングのコンサルタントとは?
Webマーケティングのコンサルタントは、「Web上の経営コンサルタント」と表現できるでしょう。つまり、職種としてはWebを活用した経営コンサルタントに該当します。
ここではまず、Webマーケティングの基礎知識と、Webマーケティングで発揮されるコンサルタントの役割について詳しく解説します。
そもそもWebマーケティングとは
そもそもWebマーケティングとは、WebサイトやWebサービスを通じて行うマーケティング活動のことです。Web上で消費者を集客し、商品やサービスの購入を促すために、さまざまな施策を実施します。
ビジネスモデルとしては、Webを介して商品やサービスを直接取引したり、見込み客が知りたい情報を提供することでサイト自体に価値を生み出したり、インフルエンサーなどの影響力がある人物に宣伝してもらい利益をシェアしたり、コミュニティを提供したり、これらのメディアを組み合わたりといった手法が存在します。
そして、Webマーケティングで具体的に行っていく作業は以下の4ステップに分けられます。
- Web上にコンテンツを作る
- SEO対策や広告等で集客する
- Web上で接客する
- 再訪問を促す
Webマーケティングの最終目標は、人が手を施さなくても自然と商品やサービスが売れていく状態です。この理想的な状態を作るために、あらゆる手段を使って売れる仕組みを構築していくのが、Webマーケティングの醍醐味だと言えるでしょう。
コンサルタントの役割
Webマーケティングコンサルタントの役割は、Webを活用した経営戦略で競合他社に勝ち、収益を最大化していくことです。経営の伴走者として、目標を達成するために企業と共に歩を進める心強い仲間とも言えるでしょう。
利益を生み出すコンサルタントになるには、多角的な視点で論理的に分析する力や豊かな発想力、顧客や専門家と円滑にコミュニケーションを取るスキル、経営的なセンス等、幅広い知識と経験が必要となります。
Webマーケティングコンサルの具体的な内容
一般的にWebマーケティングコンサルは、以下の4つのフェーズで売上アップを目指していきます。
- 現状を分析して把握する
- 課題を洗い出して施策を提案する
- 施策を実行に移す
- 効果測定を行い施策を再検討する
そして、これら一連の流れを反復して実践し、Web集客を最大化していくのです。
それでは具体的に見ていきましょう。
現状を分析して把握する
Webマーケティングコンサルでは、まず始めに現状を分析して把握することからスタートします。
現在の集客や売上の状況を確認するだけでなく、業界内での企業の立ち位置や競合他社、商品やサービスの把握、ターゲット層の動向なども徹底的に分析していきます。
課題を洗い出して施策を提案する
現状分析で洗い出した課題をもとに具体的な戦略と施策を立案し、企業へ提案します。
【立案のポイント】
- Webサイトを新しく作るのか?既存のサイトを改善するか?
- 広告を打つべきか?種類や内容はどうするか?
- 効果的なSEO対策は何か?
- メルマガやLINE公式アカウントを運用するか?
- SNSの運用は実施するか?種類や運用方法は?
上記の例はごく一例で、実際にはさらに緻密で深い戦略を立てていきます。
また、近年ではマーケティングオートメーション(MA)ツールなどのマーケティング活動を自動化する便利なツールがあります。自動化できる作業はこのようなツールに任せて効率化を図るのも、Webマーケティングの重要なポイントです。
施策を実行に移す
いよいよ施策を実行に移していきます。ここでの目的は、集客を上げ、接客を最適化していくことです。
具体的には、コンサルチームから各専門チームにタスクが割り振られ、進捗状況が可視化できるような状態にして、各自作業を進めていきます。
専門チームは大まかにマーケティングチームとクリエイティブチーム、開発などを担当するエンジニアチームに分けられ、例えばクリエイティブチームには、デザイナーやコーダーなどが所属し、マーケティングチームにはライターやMA運用、広告運用の専門家が配置されています。
そしてチーム全体で、SEO対策や広告運用、メルマガ配信、コンテンツ配信などで集客を促し、UI/UX(操作性等の体験)やサイトマップの改善、LPO(ランディングページの最適化)、EFO(入力フォームの最適化)で接客の仕組みを構築していきます。
効果測定を行い施策を再検討する
Webサイトのローンチや改善が進むと、段階的に効果測定を実施します。
効果測定とはデータを出して分析することで、効果測定の結果をもとにさらなる改善を目指すフェーズとなります。
効果測定ではWebサイトのアクセス数や検索順位などの細かなデータをアクセス解析ツールを使用して分析していくのですが、KGI(経営目標達成指標)に到達できているか、到達していない場合の原因は何か、費用対効果はどうか、トータル的な集客や売上の変動はどうかといった部分を分析し、次の目標や改善点を把握していきます。
Webマーケティングのコンサル選びで失敗しないポイント
Webマーケティングのコンサル費用は決して安いものではありませんので、コンサル選びは慎重に行いたいところです。
コンサル選びに失敗すると、
- SEO対策やリスティング広告の運用などは実施したが、売上アップには繋がらなかった……
- 自社のサービス内容やブランディング、理念などの共有ができておらず、イメージと異なる戦略になってしまった……
といった結末になりかねません。
そこで、コンサル選びで失敗しないために、ぜひ以下の3つのポイントに着目してみてください。
- トータル的なコンサルティングが可能か
- 長期的なコンサルティングが可能か
- 課題解決に向けての実行力はあるか
それでは具体的に見ていきましょう。
ポイント①:トータル的なコンサルティングが可能か
トータル的なコンサルティングとは、「SEO対策をするだけ」「広告運用を代行するだけ」などではなく、Webマーケティング全体をトータル的に俯瞰して、あらゆる方面から状況を精査していくことを指します。
例えば、いくらSEO対策に長けていて検索順位を上げられたとしても、「そこからどうするか?」という戦略を打ち出せていなければ売上アップへの貢献は難しいからです。
SEO対策やリスティング広告というのはあくまでWebマーケティングの中の一部分です。「それらのスキルを駆使してコンサルティングができるか」という点に着目すべきでしょう。
ポイント②:長期的なコンサルティングが可能か
Webマーケティングは長期戦です。対策を施したところで、残念ながらすぐに集客できるわけではありません。
仮に新しいWebサイトをローンチした場合、そのサイトをGoogleなどの検索エンジンが認識し、検索結果に反映されるまでにかかる時間は、最低でも3ヶ月〜半年となっています。そして、反映され始めたら効果測定をして改善点を洗い出し、再度対策を練って実行していきます。
ですから、Webマーケティングのコンサルを依頼する際は、サポートしてくれる期間についても着目すべきと言えるでしょう。
ポイント③:課題解決に向けての実行力はあるか
Webマーケティングのコンサルは資格などがありませんので、誰でもWebマーケティングのコンサルタントだと名乗れてしまうのです。
さらに、Webマーケティングは外部から成果が見えにくいため、「実際のところ、課題解決できる実行力はあるのか?」というポイントはコンサルを選ぶ際に確認しておきたいところです。
課題解決に向けての実行力を見定める方法は、直近の実績や事業内容を聞くことです。この際、自社と規模や業種が似ている成功例を聞けるとより安心でしょう。
加えて、WEBコンサルタントの実行力を見極めるには、他人の成果や一般論を話すのではなく、自分のやってきた実績をどれだけ語れるか?何ができて、何ができないのか?を明確に語ってくれるかどうかをよく観察すると良いでしょう。
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